日本の七十二候を楽しむ
―旧暦のある暮らし―
―旧暦のある暮らし―
白井 明大(著), 有賀 一広(イラスト)
出版社/東邦出版(2012/2/10
216ページ
出版社/東邦出版(2012/2/10
216ページ
日本には二十四の節気と
七十二もの季節があることを知っていますか?
鶯の谷渡り、蛍狩り、半夏雨、十三夜、落ち葉焚き、ふろふき大根、
旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、折々の風や雲の名前。
旧暦は心と体で感じる日々の楽しみに満ちています。
旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、折々の風や雲の名前。
旧暦は心と体で感じる日々の楽しみに満ちています。
四季のある国に生まれた喜びを味わう
自然によりそう、昔ながらの生活を大切にしなおすことの中に、
人が自然と結びつき、生き生きと暮らせる知恵が宿っている。
自然によりそう、昔ながらの生活を大切にしなおすことの中に、
人が自然と結びつき、生き生きと暮らせる知恵が宿っている。
一年を四等分した四季、二十四等分した二十四節気、
そして七十二等分した七十二候。
「東風凍を解く」、「桃始めて笑う」、「虹始めて見る」など、
名前だけでも風情に富んだ七十二候から見た「旧暦の暮らし」をテーマに、
その時々の旬の魚や野菜、果物、季節の花や鳥、
またその時季ならではの暮らしの楽しみや行事のことなどを、
オールカラーのイラストとともに紹介。
----引用
そして七十二等分した七十二候。
「東風凍を解く」、「桃始めて笑う」、「虹始めて見る」など、
名前だけでも風情に富んだ七十二候から見た「旧暦の暮らし」をテーマに、
その時々の旬の魚や野菜、果物、季節の花や鳥、
またその時季ならではの暮らしの楽しみや行事のことなどを、
オールカラーのイラストとともに紹介。
----引用
目次
<春>
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨
<夏>
立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑
<秋>
立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降
<冬>
立冬/小雪/大雪/冬至/小寒/大寒
<春>
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨
<夏>
立夏/小満/芒種/夏至/小暑/大暑
<秋>
立秋/処暑/白露/秋分/寒露/霜降
<冬>
立冬/小雪/大雪/冬至/小寒/大寒
優しい味のあるイラストが目を引く、古来日本で使われ暮らしと密接に
かかわって来た衣食住の理と生活の知恵。
それらが綴られたこの『日本の七十二候を楽しむ』は、当家の書籍棚の
一番目立つ位置に何時も置かれています。
読むたびに何となく「落着く」、「和む」、忙しい日常の中でスローライフを
促し一息入れてくれる存在です。
今の子供は当然接する機会が無いであろう語彙、言いまわし。私自身で
さえ半数以上は日常で聴かない季節の言葉使いですから何度読んでも
新鮮さを感じます。
内容は十分でありながら詰め込まれ過ぎと感じさせないページ構成、食
材や花、虫、鳥、魚を季節としての位置から説明しており蘊蓄として覚えて
いても損の無い内容。
ふと時間の開いた時などに眺めるのは適した本です。
このシリーズには「大和言葉」「言葉の由来」「日本の神様」「日本の伝統色」…
等のラインナップが目に止まりますが、まずはこの「旧暦のある暮らし」を手
に取られる事をオススメしますね。