2020年04月02日

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー

アステリズムに花束を
百合SFアンソロジー

アステリズムに花束を.jpg

SFマガジン編集部 (編集)
ハヤカワ文庫JA 
文庫: 409ページ
出版社: 早川書房  
サイズ: 15.6 x 10.8 x 1.2 cm

---------------引用

内容紹介

発売即重版!
最前線の作家陣が贈る
百合とSFをテーマにした
世界初のアンソロジー

百合――女性間の関係性を扱った創作ジャンル。創刊以来初の
3刷となったSFマガジン百合特集の宮澤伊織・森田季節・
草野原々・伴名練・今井哲也による掲載作に加え、
「ゲンロン 大森望 SF創作講座」出身の新鋭女性作家、
櫻木みわ&麦原遼による共作「海の双翼」、
《ソ連百合》として話題の南木義隆「月と怪物」、
『元年春之祭』の陸秋槎が本書のために書き下ろした
本格SF「色のない緑」、『天冥の標』の完結後第1作となる
小川一水の宇宙SF「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」の
全9篇を収める、世界初の百合SFアンソロジー。

カバーイラストは『ハーモニー』やSFマガジン百合特集の
シライシユウコ、ブックデザインは〈コミック百合姫〉や
『やがて君になる』などを手がけるBALCOLONY.が全面監修。

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 百合と云うワードだけに魅かれ読み始めてしまうと、
これでも足りぬのかとSF味なスパイスを足されエロ
ティシズムには程遠いと挫折感を味わう。
 …かもしれない、

 まぁ、個人個々の認識ではありますが「百合」と
問われ、最初にイメージされるのは同性愛でしょう。
 しかしオタク的な思考からすれば同性愛=レズビアン
からイキナリのエロは無く、

 友愛からの恋愛、憧れからの恋心、性的なカテゴリ
よりも清いガールズラブであり「百合萌」な繋がりを
経て微エロな展開が生まれなければいけない訳です。

 レズと百合は似て非なる物か同意語なのかとした
問題は永遠の平行世界的な命題に… なりませんね。

 さて『アステリズムに花束を』は百合SFアンソロジー
としてハヤカワ文庫さんがまとめあげた一冊。 

 宮澤伊織・「キミノスケープ」
 森田季節・「四十九日恋文」
 今井哲也・「ピロウトーク」
 草野原々・「幽世知能」
 伴名練・ 「彼岸花」
 南水義隆・「月と怪物」
 櫻木みわx麦原 遼・「海の双翼」
 陸 秋槎・「色のない緑」
 小川一水・「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」

 気鋭鬼才の作家さんによる上記9編が集録された世界初の
百合SFアンソロとの事です。
 母体はSFマガジンの百合特集号、掲載作品には百合色薄い
物もあれば真っ向勝負な一品と好み色々取り揃え9作品。

相方不在な終末、死者との四十九日のメール、枕探し
異世界の理、歴史改変、超能力、人口知能、言語、漁業…

 お気に入りの作家さんから読むも良し、百合を求めて
読むも良し、純粋にSFから百合にのめり込んでも良し。と
切っ掛け色々なアンソロジーです。

 しかし、このブームな百合は昔に比べればライトであり
隠さないオープンスタンスが爽やかで清いジャンルへ変貌
もしくは変革されたのか、押しも押されぬカテゴリに昇華
してますね。
 
 あぁ… 良い時代だ(笑





 
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ツインスター・サイクロン・ランナウェイ.jpg

 そしてこちらには先日レビューさせて頂いた、
ツインスター・サイクロン・ランナウェイ」の短編が
含まれております。

 長編を「書き下ろし」と示されれば、その通りのボリューム
であり短編に満足か?と問われれば長編を読んでしまうと
それも言えず。

 短編で書き現わせなかった世界観と描き足りなかった
二人の「ヒロイン」像がこれでもかと詰め込まれた336ページ。

 怒る、恥じらう、焦る、泣く、罵る、と短編では見せぬ
喜怒哀楽を思う存分披露してくれたダイさんことダイオード
寛和石灯籠弦道に萌えまくり、
 おっとりお嬢さんにして、意外と行動派、ラブに目覚めた
押せ押せなアプローチでダイを誑かす天然系が可愛い大柄娘
テラさんことテラ・インターコンチネンタル・エンデヴァ。

反則的に可愛い二人組が織りなす宇宙船活劇(漁師)、実は
表紙を手掛けた望月けい氏のtwitterにて、この二人の可愛い
イラスト観る事が出来ます
 是非いいね!を
 いや、本当にアニメ化漫画化しませんか?
パイレーツや英雄みたいに、OVAでもかまいませんよ。
既に三周目に突入しオフシャルな続きが読みたい病を発症中な
信者もとい管理人です(笑




posted by みのりさん at 15:46| 新潟 ☁| Comment(0) | 書籍 小説(ラノベ等含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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