2019年12月26日

虚構推理 スリーピング・マーダー

虚構推理 スリーピング・マーダー

講談社タイガ/ 文庫   2019/6/21
城平 京 (著)
片瀬 茶柴 (表紙イラスト)
出版社: 講談社 304ページ

虚構推理スリーピングマーダー.jpg

アニメ放映が待ち遠しい、 城平先生の『虚構推理』、その
一応の最新刊、『虚構推理 スリーピング・マーダー』です。
 一応と付けた理由は今年6月に発売されていていた事とシリーズ
継続中な訳からですが、それはそれとして

 とても”めでたい!!”

 小説の虚構推理「鋼人七瀬」編が2015年にコミカライズされ
そこから再燃。漫画版の琴子を可愛らしく前面に押し出す事で
漫画の作品としても確固たる地位に。

 最近はコミック(漫画)後からの小説掲載の流れであと追い的な
展開です。

 アニメ化情報を機に公式サイトを拝見すれば、
PVも第一弾、第二弾と公開され準備万端。後は2020/11日の
放映を待つだけ、実に待ち遠しい!。

 アニメでのキャストさんは

 岩永琴子(鬼頭明里)
 桜川九郎(宮野真守)
 弓原紗季(福圓美里)
 七瀬かりん(上坂すみれ)
 寺田刑事(浜田賢二)
 桜川六花(佐古真弓) 

 鬼頭明里さんは最近のアニメでは『まちカドまぞく』の
千代田桃ちゃん役が記憶にも新しいです。

 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」は
 嘘とカメレオン
 エンディング:「LAST DANCE」は
 宮野真守

 嘘とカメレオンの「モノノケ・イン・ザ・フィクション」、   
テンポの良い曲ですね、オフシャルサイトで視聴可能。
 EDは九郎役の宮野真守さんの「LAST DANCE」
 
 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30
 MBS 1月11日より毎週土曜26:38
 BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00
 dアニメストア、GYAO!ほかにて配信との事です!。

 座して待ちましょう。

 と、アニメ情報優先で紹介しましたが今巻
『虚構推理 スリーピング・マーダー』は
第一章 岩永琴子は高校生だった
第二章 六花ふたたび
第三章 明日のために
第四章 スリーピング・マーダー(前篇)
第五章 スリーピング・マーダー(後篇)
第六章 岩永琴子は大学生である
 の6編から構成。

「岩永琴子は高校生だった」は漫画9巻第二十話
「六花ふたたび」、「明日のために」、
「スリーピング・マーダー(前篇)」は漫画10巻第23~25話
「スリーピング・マーダー(後篇」は漫画11巻第26~28話
 にて掲載。本編の「スリーピング・マーダー」は
 漫画では4話分割の掲載です。

 主題の「スリーピング・マーダー」、こちらは
アガサ・クリスティの推理小説で有名な表題。
 過去の殺人事件という共通点と過去を掘り下げながら関係者の
人物像を明らかにしていくという手法は同じ、そこに
怪異と虚構を取り混ぜた琴子独壇場の「虚構推理」版
 六花関与の真意は最後まで読まねば判らず…
 もし読まれた媒体が漫画版だけなら、補足も兼ねて
ぜひ本書も読まれる事をオススメ致します。
 
 漫画版のラスト 

 「ねえ九郎
  あなたは琴子さんの恐ろしさにまだ気づかないの?」

 このセリフ背景がさらに理解できる事でしょう。

 しかし、アニメ紹介なのか小説の布教なのか…
はたまた漫画の宣伝か判らぬ記事となりましたが、
今号の月刊少年マガジン2020 1月号掲載

虚構推理.jpg

新章『雪女のジレンマ』が連載開始、期待大です。
お見逃しなく。


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posted by 番屋竹林 at 17:39| Comment(0) | 書籍 小説(ラノベ等含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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