2018年01月17日

フランス人は10着しか服を持たない

フランス人は10着しか服を持たない
パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣

ジェニファー・L・スコット (著),‎ 神崎 朗子 (翻訳)
出版社: 大和書房 (2014/10/30)
 240ページ

フランス人は10着しか服を持たない.jpg

内容紹介
高級料理を食べて、たくさん買い物をして、 
あちこち旅行をしても、 
心からの満足を感じられないあなたへ。 

典型的なカリフォルニアガールだった著者は、 
フランスの貴族の家にホームステイすることになる。 
その家を取り仕切るマダム・シックから学んだのは、 
毎日を“特別な日"のように生きること。 

間食はせず、食事を存分に楽しむ。 
上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。 
日常の中に、ささやかな喜びを見つける。 
情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載。 
----引用

 何かと話題になった『フランス人は10着しか服を持たない』です。

引用の通り、著者はアメリカ人であり本書は翻訳出版本です、なので

「フランス人は10着しか服を持たない」とした表題は如何にもな表現だ

と某通販サイトでの評価が賛否両論でした。

 表題の印象から考えれば物を少なく厳選した生活、いわゆる質素の

様な印象を受けますね。

 ただこれらはアメリカ人の著者から見たフランスの一貴族の生活態

度で有、それが一般的ですとは書かれていません。

 この本書の他にコミック版 ダイエット&ライフスタイル 編とした書籍も

出版されております。両書とも読みましたがコミックを先に読まれた方が

解かり易いかもしれない、とは個人の意見。


 購入される方はミニマム的な生活を想像されると思いますが、あくまで

「この様な生活スタイルもありますよ」と割り切った方が理解し易いので

はと感じた一冊。

 全ての項目が日本人に合うとは言い切れませんから、自身の共感で

きる部分を準えてはいかがでしょう。

この「10着しか」はトータル10着ではなく、「各シーンに合わせた服を厳選

しましょう」とした、過剰な持ち物を減らしましょうと唱えた例えです。

日々の生活を適正な量で暮らせば自ずとミニマリズム的なライフスタイル

が観に付くかもしれませんね。

内容紹介
Part 1 食事とエクササイズ 
Capter1 間食はシックじゃない 
Capter2 食べる喜びを我慢しない 
Capter3 面倒がらずに体を動かす 

Part 2 ワードローブと身だしなみ 
Capter4 10着のワードローブで身軽になる 
Capter5 自分のスタイルを見つける 
Capter6 ノーメイクみたいにメイクする 
Capter7 いつもきちんとした装いで 
Capter8 女らしさを忘れずに 

Part 3 シックに暮らす 
Capter9 いちばん良い持ち物をふだん使いにする 
Capter10 散らかっているのはシックじゃない 
Capter11 ミステリアスな雰囲気を漂わせる 
Capter12 物質主義に踊らされない 
Capter13 教養を身につける 
Capter14 ささやかな喜びを見つける 
Capter15 質の良さにこだわる 
Capter16 情熱をもって生きる

こんな項目で240ページ、あくまでも和訳本と考えて頂ければ多少の

ミュアンスは補正出来るのではないでしょうか、日本の断捨離とは

ちょっと違う生活指南書です。

posted by 番屋竹林 at 11:50| Comment(0) | 書籍 自己啓発/系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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