2018年01月11日

フリーランチの時代

フリーランチの時代

小川 一水(著)/ハヤカワ文庫JA
文庫: 316ページ
早川書房 (2008/7/1)文庫 316ページ

フリーランチの時代.jpg

内容紹介
「私は人類をたいらげたい」―火星やまと基地の隊員4名が体験した、
あまりにもあっけないファーストコンタクトを描く表題作、
太陽系開拓時代に孤独な宇宙船を駆るニートの日常「Slowlife in Starship」、
いつのまにか不老不死を獲得してしまった人類の戸惑い「千歳の坂も」、
そして傑作長篇『時砂の王』に秘められた熾烈な闘いを描く
スピンオフまで、心優しき人間たちのさまざまな"幼年期の終り"
を描く全5篇収録。
-----引用

「フリーランチの時代」
「Live me Me」
「Slowlife starship」
「千歳の坂も」
「アルワラの潮の音」 の5編


最近は「ラノベ」と呼ばれるジャンルが読み易くて、ついつい手を出し

気が付けば手元に一山なんて生活なので済崩し的にそちらの感想

やレビューが増えている訳です。しかしそちら系の作品ばかり読ん

でいると無駄に笑いを取る文体に慣れてしまい普通の三人称って「ど

んな描き方だっけ?」などと思い返す事度々。


 で、そんな意味合いがあったり無かったりの、小川一水先生の短編

集、『フリーランチの時代』 ハヤカワ文庫です。

購入当時に付いていた煽り帯の文句は、

「僕たちの幼年期の終りがやってきた!」

如何にもなSFショートらしい煽りですね。さて発行2008って事で多少

以前の一冊ですが、他作品と関連がある作品は『時砂の王』のスピン

オフくらいかな。しかし短編として読んでも何ら問題はありませんので

大丈夫、楽しめます。

あとは、「Slowlife in Starship」にリアルで探査機はやぶさが出てくるく

らいですね、それも書かれたのが到着する前ですから結果が異なる部

分はフィクションて事です。

 起承転結がしっかりとしておりエロは求めてないの、ショートSFでも

「深いよ」的な欲求を持たれている方は是非お手にお取りください。

共通するテーマは「不老不死」そして「生きている」とは?的な話を軸に

表題の「フリーランチの時代」は軽めの仕上がり、他の4篇はちょいと

重めなSFショートに仕上がっています。




posted by みのりさん at 08:31| Comment(0) | 書籍 小説(ラノベ等含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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