2017年12月24日

「大人のADHD」のための段取り力

「大人のADHD」のための段取り力

司馬 理英子 (監修)出版社: 講談社 (2016/1/13)
単行本(ソフトカバー): 102ページ

のための段取り力.jpg

ADHDつまり注意欠如多動性障害と診断されたかたへの仕事や

家事などの段取り方を「絵を交え説明」している本です。

ただ書かれている内容にはASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー

症候群)に通じる部分が多々あります。

ADHDとASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)の違いは

正直なところ素人判断では難しく、他の書籍やネットで調べた処で

判定できません。これは多くの書籍にも書かれている「定義は明確」

だが診断、断定が非常に難しいとされる所以です。

症例が似寄るこのADHDとASD、大体どちらの症例にも当て嵌まる

行動パターンがあり、それならば「両とも読めば」とした考え方から

購入した次第です。

書籍内容は、作業に繋がりを持たせる事により、散漫的で狭視野

となりがちな行動、「時間の管理」「ものの管理」「プランニング」

「記憶の補強」「持続力」などをスムーズに行えるよう、「段取る」力を

つける為の道筋を説明した本です。


 1 段取り力をつけるための5つの課題

 2 職場での段取り力→信用と実績につながる

 3 家庭での段取り力→暮らしやすさにつながる

 4 自分を励ましながら確かな段取り力を身につける


多くの絵を交えての説明は解かり易いはずです。

 だた、これは私的な感想ですが、ADHD、ASD共に診断初期で自覚は

あっても「ならば私はどうしたらよいのですか?」とする位置にいる方に

本を渡しても、「なぜ、そのようにしなければいけないのか?」から説明

してあげないと本人は読んだだけでは行動できません。

書かれている事は正しい、でも当人が「段取り力」を付ける為の段取りを

とれなければ読んだだけで終わります。

 やはり家族内にADHDやASD症状をお持ちの方がおられ、家族から

の目線として書かれれば、より諭せ有用性が増すのではと考えます。

 多くの場合、傍から見たら困った行動でも、当人は困ってはいないので

すから最初の説明が大事ですよね。ただ書かれている事は全て出来たら

嬉しい事に間違いはありません。ADHDの参考用例書として、まず家族の

方が持たれてはいかがでしょう。

posted by みのりさん at 16:35| Comment(0) | 書籍 医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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