誰も教えてくれない
「古物商・質屋」の始め方・儲け方
野沢 一馬 (著)/ ぱる出版/223ページ
多少出版は古い本ですが、書かれている内容はさほど古さを
感じさせません。そう考えればこの業界の届け出は大きな
変化は在りませんね。
ただ質屋さんは殆ど街中では暖簾を掛けなくなりましたし
古物市場は更に閉鎖的な世界に成りました。
代わりに台頭してきた商法はネットを介したせどりや転売
オークションや輸入代行、国外販売代行など特に届け出を
行わなくて済む商いばかりです。
しかし一定の金額を稼ぎ出せれば自ずと申告の義務は
商事いる訳です。それらを見越して知識を得る為に読まれては
いかがかと紹介いたします。
この本では大まかなあらまし、許可申請と届出の方法。
買取りなど商売の基本の流れを説明。ただし他の書籍同様に
明確なノウハウや卸問屋、古物市場などの情報は書かれて
いません。
残念ですが、この商いはこんな世界である、と理解する為に
購入し読まれるとよいでしょう。
古物商届け出に関しては、ネットで検索すれば大まかな資料は
揃える事が出来ます。
最も確実にな参考例及び書類の入手できるサイトは
当然と言えば当然です、古物商の届け出は個人ならお住まいの
警察署、法人なら営業したい都道府県のお店のある警察署と
なります。
提出先も最寄りの警察署の防犯係となります。小さな市町村
ですと生活安全課さんなどです。
余談ですが、生活安全課さんは風俗や防犯。少年犯罪に
パチンコ屋さん等の営業許可や申請、猟銃の許可など
お忙しい部署さんです。
事前に必要な書類を揃えておけば1~2回通えば申請は
出来ます。
私の場合、申請書はネットでダウンロードし、必要な書類は
事前に揃えました。
『個人許可申請』の場合、必要な書類は
○許可申請書類1通(3枚)
○住民票(本籍地の市区町村役場)1通
○身分証明書(本籍地の市区町村役場)1通
○登記されていないことの証明書(法務局)1通
(郵送で申請する場合は、東京法務局後見登録課)
*地方の場合は殆ど窓口では処理できません。
**私は郵送処理致しました。
○略歴書(記載提出)1通
○誓約書(記載提出)1通
ただし、提出される地域によっては略歴書等の書類
は要不要の是非をお聞きした方が良いです。
正直お薦めは、必要書類の目処が立ったならば、提出する
警察署の『生活安全課』に連絡をいれます。
その際、既に商売用のサイトが有/無し等の自己情報は
明確にしておかなければいけません。
『わたくし ○○と申しますが
古物商許可申請を致したく、出来れば説明をお聞きしたいので
お願できますでしょうか?』
の様なニュアンスで電話をされれば、担当部署に繋いで頂けて
都合のよい日時を教えてもらえ、担当の方に無理なく会えます。
そして必要な書類を頂きます(サイトで書類をダウンロードし
ていても頂いた方が良いです)、記載の説明を受ければネットで
判らぬ部分に悩む時間が省けます。
会えたならば、その地区の古物申請状況や古物市場などの情報も
問合せ出来るので一番よい方法です。
ちなみに、必要な費用は
古物商申請費用(¥19000円)+住民票代金+身分証明書代金
+法務局での申請と往復郵送代金+古物商プレート代金
合計24000~25000円です。
届け出の際、印鑑もお忘れなく。
最後の古物商プレートは警察で頼んでもアマゾンでショップを
探しても作れます。
私の場合は許可番号を頂いた時に警察でお願いしたので
1800円程でした。
申請を終え受領書を貰って処理は終わり。結果は40日
よほどの事が無ければ不許可は無いと思います。
(不許可ても費用は返還されません)
法人さんはこれよりも多少面倒で書類も多い為、担当をしっかり
決めるか、行政書士さんに相談された方が早い場合があります。
申請が終わり許可番号がもらえたら、さあ、古物商です。






